Thing that the wish surely comes true if I believe it.
黒くても、醜くても。
ひよりは、果たして憶えているだろうか?
自分が生まれてからずっーと傍にいた、この黒い物体を…。
こいつの名前は「与作」という。
我が家のぬいぐるみの中では一番の古株だ。
それもそう、ひよりが生まれてくる前から、僕が数あるぬいぐるみの中から選び抜いたものである。
しかし、ひよりのおもちゃリストには入れず、お気に入りのおもちゃを取り出すために邪魔になり、おもちゃ箱の隅やミニキッチンの奥に追いやられ、なかなか日の目をみることは無かったのだ。
黒いからか?
醜いからか?
年中コーデュロイだからなのか?
ふと、僕の耳にそんな囁きが聞こえてきたりもした。
彼はひよりの成長を遠く離れた場所からいつも視ていた。
他のおもちゃにヤキモチを妬くことも無く、ただひたすらにひよりの成長を願っていた。
そして今日!
ついにこの時が!
与作のひよりに対する一途な気持ちが届いたのである。
ギュッー!と抱きしめられる与作。
苦しくない!
苦しくない!
全然平気!
「おっしゃーっ」と声を出したのは、なんとこの僕だ!
そうか!今気付いた。
与作は僕だ。
ひよりが生まれる前から願いを込めて買った僕の分身だった。
肌の色なんて関係無く、醜くったって差別しない、年中コーデュロイでも構わないこのウサギに与作と命名し、ひよりの傍に居てあげられない時も代わりに傍に居てくれと願いを込めたのは、間違いない、この僕だ。
さらに今日!
ひよりが立って歩くようになったらこういう感じで持ち歩いて欲しいね、とママと話していた夢も同時に叶ったのだ!
それがこれ…。
こんな感じで持ち歩いたらそりゃ可愛いだろ。
ちょっと焦ってフレーミングミス、足切れちゃったよ。
一週間ぶりの休日が、こんなにも嬉しくて幸せだとは思ってなかった。
こんな感じで、与作にとってもパパにとっても最高の日になりました。
肌の色なんて関係無い。
醜くても、コーデュロイでも、信じていれば願いはきっと叶うもの。
ひよりは、果たして憶えているだろうか?
自分が生まれてからずっーと傍にいた、この黒い物体を…。
こいつの名前は「与作」という。
我が家のぬいぐるみの中では一番の古株だ。
それもそう、ひよりが生まれてくる前から、僕が数あるぬいぐるみの中から選び抜いたものである。
しかし、ひよりのおもちゃリストには入れず、お気に入りのおもちゃを取り出すために邪魔になり、おもちゃ箱の隅やミニキッチンの奥に追いやられ、なかなか日の目をみることは無かったのだ。
黒いからか?
醜いからか?
年中コーデュロイだからなのか?
ふと、僕の耳にそんな囁きが聞こえてきたりもした。
彼はひよりの成長を遠く離れた場所からいつも視ていた。
他のおもちゃにヤキモチを妬くことも無く、ただひたすらにひよりの成長を願っていた。
そして今日!
ついにこの時が!
与作のひよりに対する一途な気持ちが届いたのである。
ギュッー!と抱きしめられる与作。
苦しくない!
苦しくない!
全然平気!
「おっしゃーっ」と声を出したのは、なんとこの僕だ!
そうか!今気付いた。
与作は僕だ。
ひよりが生まれる前から願いを込めて買った僕の分身だった。
肌の色なんて関係無く、醜くったって差別しない、年中コーデュロイでも構わないこのウサギに与作と命名し、ひよりの傍に居てあげられない時も代わりに傍に居てくれと願いを込めたのは、間違いない、この僕だ。
さらに今日!
ひよりが立って歩くようになったらこういう感じで持ち歩いて欲しいね、とママと話していた夢も同時に叶ったのだ!
それがこれ…。
こんな感じで持ち歩いたらそりゃ可愛いだろ。
ちょっと焦ってフレーミングミス、足切れちゃったよ。
一週間ぶりの休日が、こんなにも嬉しくて幸せだとは思ってなかった。
こんな感じで、与作にとってもパパにとっても最高の日になりました。
肌の色なんて関係無い。
醜くても、コーデュロイでも、信じていれば願いはきっと叶うもの。
by hibi-nani
| 2008-09-30 22:29
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